「さとやま学校」支援 視察 2014年2月18日
コスモ石油エコカード基金では「さとやま学校(棚田・
環境保全教育)」を支援しています。
2014年2月18日、NPO法人APSDさんによる川崎市立
木月小学校(5年生50名)への環境保全教育を視察
してきましたので、報告いたします。
今回、世界には豊かな国と貧しい国があるという事を
ゲーム形式で体験し、子供たちに考えるきっかけを作る
授業でした。
まず、子供たち1人ひとりにカードが配られました。

カードには国や地域が記入されています。

アジア人、アフリカ人、ヨーロッパ人、南北アメリカ人
の4つの班にわかれ、世界にはアジア人が一番多い民族
という事を学びました。
次に、カードに記載されている記号ごとに5つの班に
わかれ、ビスケットが配られました。


いちばん裕福な班には、1人3枚あるのに、貧しい班には
小さなかけらしかありません。
各班のビスケットの量を確認したうえで、「ビスケットを
他の班にわけてもよいし、わけなくてもよい」という条件
のもと、5分間の交渉時間が与えられました。
結果は、裕福な班は1人1.5枚を残して貧しい班にわけて、
中間の班は減った分増えたので、あまり変わらないという
結果となりました。

貧しい班になった子供たちからは「不公平、もっと平等に
わけて欲しい、くやしい、なんで自分が貧しい班なのだ」と
意見が出ましたが、反対に裕福な班になった子供たちからは
「もっと感謝して欲しい、次は助けて欲しい」などの意見が
でました。
世界には5秒間に1人が餓死している現状と、日本人の食べ
残し量が年間1,800万トンあること、もっと世界と自分たちの
つながりに関して考えて欲しいことを伝えていました。

「私たちは、とても幸せな暮らしをしている一方で、貧しい国
の人がいることがよくわかった」などの意見が出て、ゲームを
通して子供たちの富の分配に対する理解が深まったのではないか
と思います。

次回はソロモン人ゲストを招き、ソロモン諸島の自然や文化の話
から、私たちの暮らしと世界とのつながりを学ぶ授業です。
コスモ石油エコカード基金は、今後も「ずっと地球で暮らそう。」
を合言葉に環境貢献活動を展開してまいります。
以上
環境保全教育)」を支援しています。
2014年2月18日、NPO法人APSDさんによる川崎市立
木月小学校(5年生50名)への環境保全教育を視察
してきましたので、報告いたします。
今回、世界には豊かな国と貧しい国があるという事を
ゲーム形式で体験し、子供たちに考えるきっかけを作る
授業でした。
まず、子供たち1人ひとりにカードが配られました。

カードには国や地域が記入されています。

アジア人、アフリカ人、ヨーロッパ人、南北アメリカ人
の4つの班にわかれ、世界にはアジア人が一番多い民族
という事を学びました。
次に、カードに記載されている記号ごとに5つの班に
わかれ、ビスケットが配られました。


いちばん裕福な班には、1人3枚あるのに、貧しい班には
小さなかけらしかありません。
各班のビスケットの量を確認したうえで、「ビスケットを
他の班にわけてもよいし、わけなくてもよい」という条件
のもと、5分間の交渉時間が与えられました。
結果は、裕福な班は1人1.5枚を残して貧しい班にわけて、
中間の班は減った分増えたので、あまり変わらないという
結果となりました。

貧しい班になった子供たちからは「不公平、もっと平等に
わけて欲しい、くやしい、なんで自分が貧しい班なのだ」と
意見が出ましたが、反対に裕福な班になった子供たちからは
「もっと感謝して欲しい、次は助けて欲しい」などの意見が
でました。
世界には5秒間に1人が餓死している現状と、日本人の食べ
残し量が年間1,800万トンあること、もっと世界と自分たちの
つながりに関して考えて欲しいことを伝えていました。

「私たちは、とても幸せな暮らしをしている一方で、貧しい国
の人がいることがよくわかった」などの意見が出て、ゲームを
通して子供たちの富の分配に対する理解が深まったのではないか
と思います。

次回はソロモン人ゲストを招き、ソロモン諸島の自然や文化の話
から、私たちの暮らしと世界とのつながりを学ぶ授業です。
コスモ石油エコカード基金は、今後も「ずっと地球で暮らそう。」
を合言葉に環境貢献活動を展開してまいります。
以上