コスモ石油エコカード基金は、コスモ・ザ・カード・オーパス「エコ」、コスモ・ザ・カード・ハウス「エコ」のお客様から毎年お預かりする500円とコスモ石油グループからの寄付金を、環境保全活動を行うNPOなどに寄付することで、その活動をサポートしています。

種まき塾 現地視察(2010/9/15-16)

今回は、北海道・富良野で展開している「種まき塾」の視察をしてきましたので、エコカード会員のみなさまへご報告いたします。


今回視察に向かったのは、夏の終わりも近づく9月の北海道・富良野。
9月の北海道は、過ごしやすい季節の「はず」と思っていたのですが、
東京から飛行機で約1時間半、旭川空港に到着したとたん、どっと汗がふきでて思わず「暑い」と言葉に出してしまいました。

種まき塾に向けて出発した9月15日の東京の朝の気温は、20℃ぐらい。
一方、到着した旭川の昼の気温はなんと、27℃。

空港で合流した「種まき塾」のパートナーである富良野種まき塾の横市理事長も
「今年は変だねぇ。こんな時期まで半袖着てるんだもの」と言われるほどの温かさ(暑さ?)。


今回の視察では、種まき塾で育てている苗木の供給基地と、苗木の供給先のひとつである富良野自然塾を視察してきました。

苗木の供給基地は、旭川空港から車で約1時間、JR富良野駅から車で10分ほどのところにあります。

            
            ※種まき塾の苗木供給基地の様子

種まき塾で育てている苗木は、その地域にある木のこども(実生)を近くの森から採取して3〜5年かけて育てるというものです。

種まき塾では、富良野にある東大演習林OBの佐藤さんが苗木の管理・指導をしてくださっています。
植物や森への造詣が深く、種まき塾での活動を支えてくださっています。

                             
               

今回私たちが採取したのは、「ミズナラ」の実生。
ミズナラの木から落ちたどんぐりが芽を出し1年ぐらい経過したものです。

実生を採取しようとしゃがんで根元を見てみると、どんぐりの殻が付いていました。

とても”当たり前”なことですが、何十年もかけて大きくなるミズナラの木は、すべてひと粒のどんぐりから芽が出ることから始まる。そんなことをこのどんぐりの殻が伝えてくれているように感じました。


                


実生をカップに入れて、苗木基地に戻り、養分のある土を足していきます。
この時、エゾ松の実生を植えかえたり、くるみもポットに入れたり、いろいろな種類の苗木を作る準備も行います。

             

種まき塾で行っている苗木供給は、その後3〜5年間かかけて植林出来るまでの苗木を育てるというところまでになりますが、その「何年間」を地道に佐藤さんが管理してくださっています。

種まき塾では、苗木供給のほかにこの活動を体験できる環境教育も行っています。
環境教育では、実生採取から始まり、元ゴルフ場跡地への植林までとなります。

昨年9月に実施したエコカード会員向けエコツアーで植林した場所も見てきましたが、
すこしづつではありますが順調に木が大きくなっていました。

            
            ※2009年9月に実施した富良野エコツアーで植林した場所

全国各地で植林活動は盛んに行われていますが、その植林する苗木がどこからきているか、どうやってここまで大きくなったかを考えたことがある人は少ないのではないでしょうか。

植林は非常に身近な活動ですが、植林という行為そのものだけではなく、その苗木のルーツや植林後その土地がどういう環境になっていくのかということを考えることこそ、「環境」を大切にするということに繋がっていくのだと、この活動を通じて感じていただければ幸いです。

種まき塾の体験は、一般の方も参加できます(事前予約制)。
さらに、エコカード会員の方は参加費3000円が無料になりますので、北海道へお越しの際はぜひお立ち寄りください。



レポーター:冨手(事務局)

コスモ石油エコカード基金とは

カテゴリ

アーカイブス

ブログ内キーワード検索

RSSリンク

携帯からのアクセスはこちら
qrcode