コスモ石油エコカード基金は、コスモ・ザ・カード・オーパス「エコ」、コスモ・ザ・カード・ハウス「エコ」のお客様から毎年お預かりする500円とコスモ石油グループからの寄付金を、環境保全活動を行うNPOなどに寄付することで、その活動をサポートしています。

南太平洋諸国支援@ツバル 現地視察(2010/2/25〜3/1)

南太平洋にあるツバルは、面積が約26平方キロメートル(東京都の新島とほぼ同じ面積)、人口約1万人の珊瑚島です。島の最も高い場所でも海抜5メートル未満しかなく、ツバルの方々は地球温暖化の影響と言われている海面上昇を深刻な問題と捉えております。

                    


コスモ石油エコカード基金では、海面上昇による海岸浸食からツバルの方々を守る為のマングローブ植林や、自給自足の生活から輸入品への依存を余儀なくされたことにより生じたゴミ問題の啓発活動に対して支援してきました。

今回、現地にて支援状況を確認してきましたので、報告致します。


<雨水タンク>

ツバルでは井戸水に海水が流入し、現在では飲料水を含む生活用水は雨水に依存していると言っても過言ではありません。

当基金では、既設のコンクリート製雨水タンクのうち、ひびが入ってしまい、活用されていなかった雨水タンクを2007年度に補修しており、実際に補修した雨水タンクが活用されている事を確認致しました。

                   
                    ※コスモ石油エコカード基金で補修した雨水タンク

乾期には水不足に悩まされていたのですが、雨水タンクの復旧により比較的安定的に雨水を得る事ができるようになった為、住民の方々には大変感謝して頂いております。


<マングローブ植林>

ツバルでの海岸浸食は深刻で、島の至る所でその影響を確認する事ができます。

この問題解決策の一つとして、当基金ではマングローブ植林を支援しております。

今回、首都フナフチ近郊のマングローブ林から種子を採取し、現地の方々と共に当基金の植林サイトである、フナファーラにて約300本のマングローブを植林致しました。

また今まで当基金にて植林したマングローブが順調に成長している事も確認し、2007年度に植林したマングローブは約60センチメートルに成長しておりました。

          

          

植林する場所は砂地で土壌が痩せているため、成長は遅いのですが、植林したマングローブが林となり、海岸浸食を防いでくれることを期待しております。

<廃棄物管理>

ツバルでは、かつては首都フナフチでも自給自足の生活を営み、ココナッツやタロ芋などを栽培しておりました。しかし、海面上昇に伴い地盤に海水がしみ込んだ影響で作物が育たなくなり、食料や飲料水などを輸入するようになりました。特に首都フナフチでは輸入品に頼りきっています。その結果、輸入と共に持ち込まれるプラスチックケースやビニール袋、ペットボトルなどのゴミが深刻な問題となっております。

今回、ゴミ捨て場を視察して来ましたが、石油化学製品だけでなく医療器具も分別なく捨てられておりました。

          
          ※ビニール袋やペットボトルなどのゴミが山積みになっている様子

          
          ※ツバルの小学生によるゴミ分別を訴える劇の上演

もともとツバルでは自然に返るものしか使用していなかった為、プラスチックなどの石油化学製品と自然に返る落ち葉などを分別するという習慣がございません。

滞在中に開催されたフェスティバルでは、ツバルの小学生によるゴミ分別を訴える劇が上演されておりましたが、継続的にゴミに関する啓発活動を行う必要性を感じました。

<終わりに>

ツバルの方々を取り巻く環境が大きく変化しており、現地の方々だけでは、その変化に対応し切れないのが現実です。

持続可能な社会を実現する為には、継続して現地の方々のニーズを把握しながら支援する事が大切であるという事を感じました。

このような支援を継続させるためにも、エコカード基金の皆さまの当基金に対する末永いご支援とご協力を引き続き、よろしくお願い申し上げます。


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