コスモ石油エコカード基金は、コスモ・ザ・カード・オーパス「エコ」、コスモ・ザ・カード・ハウス「エコ」のお客様から毎年お預かりする500円とコスモ石油グループからの寄付金を、環境保全活動を行うNPOなどに寄付することで、その活動をサポートしています。

学校の環境教育支援 現地視察(2011/2/15)

こんにちは。
コスモ石油エコカード基金では学校の教育支援を行っており、2010年度は小中学校9校に環境教育プログラムを提供しています。

昨年10月の東京都国分寺市での視察に続き、今回は札幌市での活動についてレポートいたします。

今回の環境授業が行われたのは北海道の札幌市。中心部から少し離れた場所にある、森の中で行われました。
前日に雪が降ったこともあり、積雪量は20〜30センチほど。森にはまぶしいほど白い新雪の景色が広がっていました。

ちなみについ先日の東京での積雪が2〜3センチだったので、その約10倍!そんな寒い中での授業となりました。

          
           ※ユースの森の様子

今回のテーマは、「フィールドサイン法で冬の生き物の活動を調べる」。
生き物の足跡や食べた痕など、動物が森で生活している「フィールドサイン」を探し、「姿が見えなくても森で動物が暮らしている」ことを理解する授業です。

参加したのは小学6年生約70人。
生徒達は暖かいダウンにブーツを、講師もスノーシューズを履き、雪の中で動く準備を万全に整えて臨みました。
講師から、ワークシート、ペン、メジャーが配られます。見つけたものについて記録するためです。
さあ、6班に分かれて行動開始です!
フィールドサインを踏んで消してしまわないように気をつけながら雪の中を歩き回ります。
生徒達は寒くても元気いっぱい。

「足跡があったよ!」「タヌキかな?ウサギかな?リスかな?」
見つけると、その足跡の大きさをメジャーを使って計ります。
その様子をみんなでワークシートにメモ。どこで何を見つけて、それがどんな様子だったか書き込みます。

           
            ※足跡を見つけた様子

「ここにも足跡がある!これ、ウサギじゃない?」
見つけた足跡は、木の根元まで続いていました。さらに根元に、動物がいそうな穴を発見。
「もしかして、この中にウサギがいるかもしれない!」

           
            ※ウサギを探す子どもたち

そんな訳で、木の根元の雪を掘り返しているのがこの写真です。ウサギを見つけることは出来ませんでしたが、生徒達はウサギのふんを見つけました。これはウサギがこの森で暮らしているという確たる証拠です。

こういったサインによって「動物がどう移動して、どう生活しているか」が、そこに動物がいなくても想像することが出来るのです。

班ごとに活動した後は、みんなワークシートを持ち寄って、講師の元に集まります。
丸く円になって座り、何を見つけたかを共有する時間です。

            
             ※共有の時間

「みんな、何を見つけられた?」講師が問いかけます。
生徒達は各々、見つけたものを発表していきます。
一人の生徒が木の実を拾っていました。

講師が説明します。
「この木の実、よく見てごらん。穴が空いてるよね。鳥は木の実の中にいる虫を食べます。これはその痕だよ。」
ふと上を見上げると、高い木の枝にシジュウカラがとまっていました。
「虫が木の実の中にいて、鳥がその虫を食べる。そうやって森の生態がつながっていることに気付いて欲しいと思います。」

今回、動物が暮らすたくさんのサインを森の中で見つけることが出来ました。
森だけでなく、普段何気なく生活している場所にも、気をつけて見てみると動物達が残すサインがたくさんあるものです。
生き物の連鎖に気付くことができると、自然はぐっと身近になります。

コスモ石油エコカード基金では、このような環境教育プログラムを日本各地で提供しています。
実際に肌身で生き物の生活を感じることが出来ると、「自然とはなにか」「なぜ環境を大事にしなければいけないのか」ということに対して、高い意識を持って成長してくれるのではないかと感じました。

レポーター:事務局 中村

学校の環境教育支援 現地視察(2010/10/14)

 コスモ石油エコカード基金では、学校の環境教育支援として2010年度は小中学校9校に環境教育プログラムを提供しています。

今回は、東京都国分寺市にある小学校で行っているプログラムを視察してきましたので、エコカード会員の方々へご報告いたします。


この学校での環境授業のテーマは、「校庭のぼくの木・わたしの木」。
学校の校庭という身近なところから「環境」について学び、考えていく授業です。

今回の環境授業は、2限目から4限目までで、まずは学校の校庭に集まってスタートしました。

これまでの授業の中で、校庭にある木のなかで班ごとに「ぼくの木・わたしの木」を決め、今回の授業でも自分たちの木を観察していきます。

10月中旬になると、木によっては葉の色が緑だったり、すこし茶色がかっていたり、実がなっていたり・・・細部まで描きとっていきます。その目は真剣そのもの。

観察した木の特徴をとらえ書き込んだワークシートを持ち寄って集合すると、このプログラムの講師役を務めるNPO団体の方が、子どもたちにこんなことを問いかけました。


「みんなが観察した葉っぱの色は何色だった?」

子どもたちは口々に「みどり!」と手を挙げました。
            

「みどりも1色かな?」と聞くと、子どもたちはジッと葉を見つめていました。

みどりひとつとっても、若葉のきみどり色、大きく育った葉の濃いみどり色、植物の種類によって葉も同じみどりではないことを、子どもたちは気づいていきます。

そんな子どもたちの様子を見ていて、何気ない日常生活のなかにも環境を考えるヒントがたくさん潜んでいることに気づかされました。

子どもたちが「『環境』について考え、学ぶ」とき、机の上で学ぶことも大切ですが、きっと日常生活のなかから気づき、環境問題を身近に考えることができるようになれば、きっと大人になっても環境について考え、行動することができるようになるんだろうなと、子どもたちの様子から教えられた気がしました。

「学校の環境教育支援」プロジェクトは、環境教育の必要性を感じていながらも実際に何をしたらよいのかわからないという学校に環境教育のノウハウをもつ全国のNPOが授業をお手伝いしていますが、支援終了後も学校が独自に環境教育を行えるように体制を構築を最終目的として支援活動を行っています。

エコカード基金として、学校への支援は、1校当たり最長でも2年です。
支援が終了したとき、学校として、先生として環境教育のノウハウを身につけ、根づいていくこと、そして、その教育を受けた子どもたちが、その環境授業の時だけでなく、日常生活のちょっとしたことからも環境を大切にできるようになること。そうなることを願っています。


レポーター:事務局 冨手

活動概要(学校の環境教育支援)

自然体験プログラムなどのノウハウを持つ日本各地のNPOと、ノウハウや機会を探している学校をつなぎ、環境教育プログラムを提供しています。また、環境教育サイト「EE kids」を活用した環境教育の基盤づくりも行っています。

支援開始:2003年度〜
プロジェクトパートナー:公益社団法人 日本環境教育フォーラム

※詳細は、コスモ石油エコカード基金HPをご覧ください↓
http://www.cosmo-oil.co.jp/kankyo/eco/pro_ed.html (PCサイトへリンクします)

              学校_大阪_07.JPG

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